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反対派の精神構造と思考構造
集団妄想におちいる反対派

「集団妄想(集団ヒステリー)」とは、群集心理の一種で、
特定の集団の人たちが、強いストレスにさらされ続けることで、
その集団の中の人たちが、同じ妄想を確信する現象です。
このとき、通常では説明できない、超常現象が起きたと信じ込まれ、
オカルトや、疑似科学的、都市伝説的説明がなされます。

さらに、ストレスを解消するために、その確信にもとづいて、
その人たちが、いっせいに異常な行動に出ることがあります。
事態を解決しようとして、わかりやすい「スケープゴート」を
作り出して、攻撃的になることもあります。

また集団の中に「カリスマ」にあたる人物がいると、
全体をひきいるカリスマと、それに追従する信者たちという
図式ができあがて、妄想が強化されやすくなります。
くわしくは、わたしのサイトの「疑似科学の部屋」にある、
「集団妄想(集団ヒステリー)」を、ご覧いただけるとよいでしょう。


選択別姓、民法改正の反対派も、集団妄想ではないかと
思いたくなる行動を、ときに取ることがあります。
民法改正法案が、国会に提出されそうになると、
組織ぐるみと思われる反対派たちから、自民党の推進派議員のところに、
反対の声明が、FAXで大量に送りつけられます。

その手口と内容が、つぎのように、推進派議員や別姓夫婦に対して、
侮辱のかぎりをつくしていて、狂気のさたとしか思えなくなっています。
http://www.sasaki-law.com/memberof/concern5.htm
臨時国会での審議開始後、これまでは激励メールだけだったのが その量をはるかに超えて(大部分は組織的活動と思える) 反対ファックスが私の所にも毎日それこそ山のように送られてきました。 反対意見の多くは、議員のそれと同様、残念ながらかなり感情的です。 理由は大体以下に要約できるようです。 少年非行の増加、学級崩壊などの中、家庭が崩壊する危険性子どもが可哀相日本の伝統文化を守れ。 あるいは夫婦別姓=フェミニズム・共産党。 即刻自民党を辞めて共産党に行け、という過激な(!)ものもありました。
(注:引用文の中のリンクは、わたしが独自につけたものです。 全部わたしのサイト内のページですが、あしからず。)
このような、おびたたしい数のFAX攻撃をする組織は、 選択別姓に反対する、宗教右翼系の団体だろうと思われます。 この中には、自民党の支持基盤となっている団体もあるようで、 ようするにロビー活動のうちなのだと思います。 このような宗教団体は、もともと一般の社会とはちがった、 独特の思想や、ものの考えかたがあるでしょうし、 自分たちの「正義」に対する確信も、強いと思われます。 また集団の均一性も高く、自分たちの中で世界が閉じがちで、 異論が入りにくいので、妄想が持続しやすくもなっています。 それで、自分たちの信奉する「正義」に抵触すると感じると、 被害妄想がエスカレートしやすく、狂信的な行動に出ると思われます。 わたしは、この実態を知ったとき、「幸福の科学」による、 講談社への大量FAX攻撃のことを、連想しましたよ。 (ずいぶんむかしのお話になりますが。) こちらも、自分たちは正しいと確信している、均一性の高い集団が、 被害妄想をエスカレートさせて、狂信的行動に出たと言えるからです。

参考文献、資料

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