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反対派の精神構造と思考構造
国際結婚に関する反対派の認識

夫婦別姓のすごい認識

国際結婚は原則別姓というのは、夫婦別姓問題に日頃から
関心のあるかたたちのあいだでは、常識になっているようです。

「夫婦別姓で家族の一体感が損なわれる」と騒ぐ
反対論者はどうなのかというと、
国際結婚のことは意識にないみたいです。
反対派の主張を見ても、反対派と議論になっても、
国際結婚の「一体感」について言及することはないようです。

国際結婚のカップルは、20組に1組くらいです。
けっしてすくなくないのですが、反対論者たちの意識には、
なぜか入ってこないみたいです。
彼らの家族幻想の中には、結婚とか家族とかいうのは、
日本人どうしのものしか、存在していないのでしょうか。


じつは、国際結婚のことは念頭にないどころか、
日本人同士の結婚と同じように、夫婦同姓になると
信じているのではないかと思われます。
はっきり夫婦別姓に反対と明記していないですが、
こんなことを書いているサイトがあったりします。

「民主党の夫婦別姓政策、日本人と結婚する中国人女性に福音」
(はてなブックマーク)
日本人男性に嫁ぐ中国人女性はこれまで、 中国の姓を捨て日本の姓に変更しなければならなかったが、 民主党政権が夫婦別姓を含む民法の改正案を 来年にも国会に提出することになり、 この状況にも変化が生じることになる可能性が高い
中国人と日本人の結婚も、原則夫婦別姓です。 したがって、「中国の姓を捨て日本の姓に変更」する 必要などないわけで、「日本姓となることへの 拒絶感という葛藤」など持つはずもないわけです。 レコードチャイナの記事は、まったくのでまかせで、 現実にありえないことだ、ということです。 民法改正問題というのは、日本人同士の結婚に限ったお話です。 そして日本の夫婦別姓なんて、中国人を含めた おおかたの外国人には、「福音」でもなんでもないどころか、 興味もないのではないかと思いますよ。 よくこんなでたらめを、臆面もなく書けるものだと思います。 くだんのレコードチャイナの記事は、 「民主党は中国寄りだから、中国人の利益になる政策を行なう」と 印象操作したいであろうことは、想像にがたくないです。 でも、反中国で民主党が大キライな「国士さま」で、 夫婦別姓に反対している人たちの認識は、 じつはこんなものなのではないかと、わたしは思います。

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