これをご覧になっているかたは、運転免許証をはじめ、
さまざまな資格や免許をお持ちのかたが、ほとんどだと思います。
これらは、どれも名前が記されることで、
本人であることの証明がされています。
銀行の口座やクレジットカード、生命保険や住宅のローンといった、
金融や資産関係の名義も、名前が使われています。
勤め先の人事データベースにも、名前が登録されています。
またこれらよりは、重要性は下がるかと思いますが、
クラブなどの会員証も、名前が記されています。
結婚によって苗字が変わってしまうと、
こうしたいくつもの名義を、すべて変更する必要が出てくることになります。
たいていのかたは、かなりの数の変更が出てくると思います。
ずっと忘れていて、あとから思い出すものも、
つぎつぎと出てくるかもしれませんよ。
人にもよるでしょうけれど、何日も没頭するのではないかと思います。
この手の事務手続きは、結構面倒なことが多いですし、
(心ない人たちは、そんなのはめんどうくさがっているに
すぎないと、一蹴するでしょうが...)
苗字が変わらなければ、しなくてすむことを考えると、
あなたがこれを負担に感じるなら、多分に非生産的と言えるでしょう。
もしかすると、うっかり変更を
忘れたままにしてしまうことも、あるかもしれないです。
このような取りこぼしが出てくれば、本人だけでなく、
名義の発行や確認をする側にとっても、不利益となるかもしれません。
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