政治的な主張をしていれば、反対意見を持つ人から、
強い批判を受けることがあります。
そうした事態に対処するために、ウェブを使った文字の議論を、
ある程度以上こなせる必要が出て来ます。
政治というか、議論の世界はシビアです。
「恋愛相談を読みふけりすぎた、あたまのたりないお嬢さん」
だからって、手加減はしてくれないでしょう。
たんぽぽが、いかにしてウェブで論客として、
やっていけるようになったか、きっかけのお話をします。
場所は、例のインターネットの選択別姓の
市民団体の関係者たちが集まっている掲示板です。
夫婦別姓に疑問があるという人が、入りこんでいたのですが、
「子どもに母性を伝える必要があるから、
保育所にあずけたりせず、母親が手元で育てなければならない」
なんて言っていたので、わたしがそれに反論したのでした。
「たんぽぽ排除される」
結果は...わたしは、完膚なきまでに打ちのめされました。
といっても、わたしの主張が間違っていたのではないです。
相手が卑怯な手を使って、ねじ伏せてきたからです。
不覚にも、卑怯な手段を使われることに、
まったく無防備だったわたしは、
あっさりと叩き潰されてしまったのでした。
ものわかりのよさそうな反対派をかばって、
「多様なカチカンの尊重」をしていると思われたい、
市民団体の人たちは、反対派を的確に批判するのは、
「不寛容」に見えると思っていたのでしょう。
わたしが執拗に食い下がるので、都合が悪い批判者をだまらせるのに、
手段を選んではいられなくなったのだと思います。
的確な根拠とロジックを持って、誠実な態度で臨めば、
かならず受け入れられる(その掲示板にいるのは、
すくなくとも、そういう人たちばかりである)と、
わたしは無邪気にも信じていたのですよ。
なので、彼女たちの仕打ちには、とても深く傷付きましたよ。
とくに、掲示板の管理者や、ほかの参加者たちまで、
卑劣行為に加担や賛同をして、わたしに理解をしめすかたが
いなかったので、いっそうショックでした。
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