政治的な話題はとくにそうですが、一定の強い主張をしていれば、
対立する意見の人たちから、嫌われることも多くなります。
そして、あなたを嫌うようになった人は、
どうにかして、あなたをやっつけようとするものです。
根拠とロジックにもとづく冷静な議論で、
あなたに反論するというのなら、それはそれで正当なことです。
ところが、相手はかならずしも、正当なやりかたに出るとはかぎらず、
卑怯で不当な議論をしかけることもあります。
あるいはもっと悪質に、アラシや嫌がらせをすることもあるでしょう。
相手はあなたのことが、「気に入らない」のですから、
やっつけるためなら、手段を選ぶはずもないわけです。
「嫌われもの」になると、このような不当な攻撃や、
アラシなどの嫌がらせにも対処する必要が出てくるので、
相応の知力と気力が要求されることになります。
これはいわば、「嫌われる資格」とでもいうものだと思います。
自分が嫌われたせいで、自分が攻撃されてつぶされたなら、
自分がまだまだ力量不足だったと、受け入れる余地はあるでしょう。
ところが、嫌がらせする人は、「紳士協定」なんか守らないですから、
コメント欄に居合わせているかたを、狙うこともあります。
本来関係のない、ほかのコメント欄参加者に、
被害がおよぶようになると、はなはだやっかいになってきます。
あなたといっしょに、嫌がらせに対して応戦してくださる、
たのもしいお客さまなら当然狙われるので、お話はべつですが、
そうではなく、穏健な会話をしたいだけのかたが、
議論を吹っかけられることもあるでしょう。
あるいは、あなたへの嫌がらせのとばっちりが、
「無実」のお客さんへ飛んでいくかもしれないです。
こうしたことが何度も起きると、あなたのブログのコメント欄は、
「怖いところだ」と思われるようになるかもしれないです。
穏健な会話をしたいかたが、投稿できなくなる可能性が高くなります。
好意的な読者に恐れられたり、関係ないかたが
まきこまれる事故が実際に起きてしまうのは、
残念ながら「嫌がらせ」が、うまくいっていると言えます。
ウェブログを運営していて、「嫌われもの」になるなら、
あなたを嫌っている人が、好意的なお客さんにも
手が出せない雰囲気を、作り出してしかるべきだと思います。
そうでなければ、そのブログ管理者は、好意的なお客さんの
安全が守れないのであり、ブログ運営に失敗しているのであり、
「嫌われる資格」がないのだと言ったら、きびしすぎるでしょうか?
このあたりは、管理者たるもの「好意的なお客さまが、
安心して楽しめるよう、場の雰囲気を作らなければならない」とか、
「嫌がらせから、好意的なお客さまを、守らなければならない」と、
わたしが考えている、というのもあるのかもしれないけれど...
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