じつは、わたし、政治も苦手なんです。
できることなら、かかわらずにすませたいと思っています。
選挙も本当は、あまり行きたくない。
大きな社会問題(たとえばイラク戦争)があると
「なにかしたいけど、なにもできない自分に無力さを感じます」なんて
おっしゃるかたを、見かけることがあります。
そこで「なにかしたい」と思うだけで、
じゅうぶんすごいなあと、わたしは感じてしまうくらいです。
(わたしなんて、なにかしたいと思うだけでさえ
あまりないですよ...不謹慎だけど...)
現実には、政治とまったくかかわらないわけにはいかない、
いまのままの政治ではよくないと感じるから、
できるだけ関心を持つようにしています。
気が進まないながらも、選挙にも行くし、
しかるべき人とコンタクトしたり、
必要な情報や知識を仕入れたりもしています。
だから、「だれに投票してもおんなじだから、
選挙なんて行くだけむだ」なんて、
よくありがちな、政治不信ではないです。
政治のなにが、いやなのかというと、
人間関係がこじれることがある、ということです。
わたし自身、泣いたり傷付いたり、いやなことがいっぱいありました。
こんなことやめたいと思ったことも、何度もあります。
「政治はあなたの友情を損なうおそれがあります。」というのが、
わたしの悲しい教訓なのでした...
これは、わたしだけが、めぐりあわせが悪かったのか、
それとも、人間が、なにかの強い理念や意志を持って行動すれば、
利害がぶつかりあい、人間関係に軋轢が入ることが
あってもとうぜんなのか、それは、なんとも言えないけれど...
(でも、これを見ていると、わたしだけが、
とくに運が悪いのでもなさそうだ...)
http://homepage2.nifty.com/seijisanka/mukashi.htm
世の中をよりよい方向に動かそうという、
強い意志を持ったかたには、そうした軋轢にも
じっと耐えきれるバイタリティが、あるのかもしれないです。
(いや、必要なのかもしれないです。)
そして、わたしは、そんなふうにはとても強くない、
それで、不向きなのかもしれないです...
(じつは、こんな軟弱な態度がいけないのではないかと、
内心じくじたるものを感じつつ...)
|