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『週刊朝日』の質問と安倍事務所の回答 |
『週刊朝日』06年10月20日号に、載せられた、 安倍事務所への質問は、つぎのようなものでした。 ======== (1) 全国弁連の質問に回答しない理由 (2) 統一教会は反社会的な団体であるという認識はあるか (3) なぜ、統一教会教祖が創設した団体に祝電を送ったのか (4) 安倍氏が統一教会に肩入れしているという批判への見解 (5) 中和新聞の記事への見解 ======== これに対する、安倍事務所からの回答は、 (1)から(3)までについてあったようで、つぎのようです。 ======== (1) 祝電の件に関する安倍事務所の見解は、すでに報道済みであること。 (2) 質問をしてきた団体(編集部注=全国弁連)は、 福島瑞穂(編集部注=社民党党首)名義で議員会館会議室を 予約しており、団体の性格(純粋な被害者団体なのか、 それとも政治的意図を有する団体なのか)を把握できない。 (3) 質問事項の中には、祝電に関する事実ばかりでなく、 事務所職員の思想信条に及ぶものなど、 行き過ぎた適切でないと思われる質問事項が含まれていた。 ======== まったくわけがわからず、回答がないも同然と言えそうです。 (3)の回答に、「事務所職員の政治信条」とありますが、 安倍晋三の秘書の中には、統一教会の信者がいる、 (祝電を送ったことは、それにかかわるので言えない) ということでしょうか? |
『週刊朝日』も、意味不明と思って、つぎのように書いています。 ======== 意味がよくわからないところが多いが、 特に(3)の回答に関しては、「事務所職員の思想信条」など 本誌では尋ねておらず、まったく意味不明だ。 この点につき、安倍事務所にさらに説明を求めたが、 「担当者が外出してしまった」として真意を聞くことができなかった……。 ======== このあと、安倍事務所から、追って回答があったのだと思いますが、 記事の欄外にこんなことが書いてあります。 ======== 安倍晋三事務所より本誌の質問の回答にあたり 以下のような申し入れがありました。 「NHK特集番組に関する虚偽報道について 貴社が十分な説明責任を果たさないことから、 自民党は、貴社社会部からの取材に対しては、貴社と同程度の説明で 対応させていただく旨の通告をしておりますのでご了承ください。」 ======== 自分たちが、じゅうぶんな釈明をしないのは、 『週刊朝日』のせいと言わんばかりですが、 こんな言いかたをするあたり、自民党(安倍事務所)の対応が、 説明責任を果たさない、不誠実なものであることは、 みずから認めたと言えそうです。 |
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