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民法改正運動の展開 - 2002年前半(2)
公約違反を擁護する市民活動家


この議論のログ

山谷えり子議員が、とつぜん選択別姓の反対表明という、
公約違反をはじめたことは、水島広子議員の、
むかしのサイトの掲示板でも、話題になりました。
『諸君!』の記事を見つけたかたが、掲示板に書き込んだのがはじまりです。
========
ところが民主党東海ブロックの比例一位で当選した山谷えり子氏が、
雑誌「諸君」誌上で、「クタバレ夫婦別姓」と題して、高市早苗氏らとともに
夫婦別姓の反対論を展開しているのを見て唖然としてしまいました。
========(2月 5日(火)16時35分)

このかたは、すこしあとで、「ここだって、民主党の議員さん
(別姓推進派)の掲示板だからこそ書き込んだ」と、
おっしゃっています。(2月 9日(土)10時36分)
民主党に寄せられた、山谷氏の公約違反についての抗議メールも、
おそらく、これに近い内容であると、考えられます。

ところが、例の選択別姓の市民団体のメンバーが、
山谷議員の、公約違反をかばう発言(!)を、書きこんだのです。
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政党の方針と自分の考えが違うことって別に珍しいことじゃないから、
「あぁ、民主党にもそういう考えの人はいるのね」くらいにしか思いませんでした。
でも、HPでは中立的(賛成派にも読めるけど)に書いておきながら、
雑誌では反対論を述べる二面性は、ちょっとなぁ〜ですね。
========(2月 7日(木)17時50分)

党の公約を、拘束式名簿で比例1位の候補者が、
破ろうというのですから、「そういう考えの人はいるのね」と、
容認するなど、とんでもないことです。
また、賛成に読める書きかたをしておいて、
あとから反対論を述べるのも、有権者に対するあからさまな裏切りで、
「ちょっとなあ」くらいですむことでは、ないはずです。


このあと、「ネットの旅人」と名乗る人物が出て来て、
山谷とその擁護をした市民活動家を、さらにかばう投稿をしました。
(2月 9日(土)07時37分)(2月 9日(土)23時37分)
この人物は、じつは選択別姓反対派で、山谷批判を妨害することで、
民法改正を遠ざけるのが魂胆にほかならないです。
推進派のひとりが、山谷擁護に出たので、便乗できると思ったのでしょう。

「結局は民主党のいい加減さというところにたどりつきますね。」
などと、彼は民主党への不信を、あおることを書いています。
反対論者がもっとも恐れるのは、政権交代ですから、
その可能性が、まがりなりにもいちばん高い、
民主党への得票を減らすようしむけたいに、ほかなりません。

じつは、わたしは、この議論を見てはじめて、
山谷議員の公約違反を知ったのですが、気になったので、
『諸君!』02年3月号を買って、記事を見てみることにしました。
そして、わたしなりの意見を、述べておくことにしました。
(2月10日(日)16時54分)(2月10日(日)16時57分)

ここでの問題は、はじめに投稿したかたが、おっしゃるように、
「山谷の公約違反は容認してよいか?」です。
山谷擁護のふたりが言っているような、
「民主党にもいろいろな人がいてよいか?」ではないです。
そこで、そのあたりについても、言及しておきましたよ。


すると、「ネットの旅人」が、「ノーテンキ」という表現があるが、
これは中傷ではないのかと、管理者にクレームを付けてきました。
(わたしは、これを目立つように、右に飛び出させて書いたのですが、
その甲斐あって、食い付いてきたようです。)
反論できないと見たので、「反対派に対する中傷だ」と、
管理者や取り巻きの人たちが、圧力をかけることを期待したのでしょう。

なかなか高圧的で、自信ありげですが、おそらく彼は、
すこし前の、母性本能信者の議論を、見ていたのだと思います。
そのとき、市民活動家たちは、自分たちが、
「多様なカチカンの尊重」をしていると思われるために、
正当な批判でも、「反対派の感じかたを否定した」と、
主張をねじ曲げて、たんぽぽを、排撃してくれたのでした。

それで、今度もこのやりかたは、うまくいくと踏んだのでしょう。
やはり、市民活動家たちの卑劣なやりかたは、反対派を励まし、
自信を持たせることに、役に立ったもののようです。

結局、管理者の采配で不発だったものの、(2月12日(火)01時10分)
想定の範囲内だったのか、「ネットの旅人」は、
落ち着き払って受け答え、自分は正当なクレームをつけていて、
困ったちゃんは、たんぽぽちゃんである、という印象を、
掲示板の読者たちに与えていました。(2月12日(火)08時47分)

自分のことが、自分以外の参加者のあいだで、
議論されているときは、だまって見ているのが無難です。
かならず、一定の結論に落ち着きますから、
それから反論を始めれば、じゅうぶんだからです。
(このとき、誤解を解こうとして、あわてて飛び出すと、
議論がぐちゃぐちゃになって、かえって収拾がつかなくなります。)

それで、たんぽぽの評価が決まったと、思ったところで反論です。
もちろん媚びたりせず、毅然と自分の主張ですよ。(2月12日(火)18時25分)
そうしたら、予期せぬ事態に、うろたえたのでしょうか、
「ネットの旅人」は、相当に動揺したみたいです。(2月12日(火)19時37分)

彼の反論(?)は、はっきり言って破綻しています。
「「僕、ネットの旅人を指して『ノーテンキ』と表したわけではない。」
ということですね。」にいたっては、まったく意味不明ですね。
「ノーテンキ」なのは、山谷擁護の市民活動家と、
「ネットの旅人」のふたり以外に、ありえないんですけれどねえ。


投稿のはじめで、「(手順前後しますが)育児をする父さん、
お久しぶりです。その節は大変お世話になりました」などと、
1回遅れで、うやうやしくごあいさつです。
あいさつされているのは、さきの母性本能信者の議論で、
たんぽぽを、排撃することに加担した、市民活動家の取り巻きのひとりです。
管理者はだまっているが、彼なら、たんぽぽを懲罰してくれるかもと、
期待してのことなのは、すぐにわかりました。

「ネットの旅人」は、ものわかりのよさげな態度ですが、
むかし多重ハンドルで、掲示板荒らしをしたことがありました。
それで、理解する気はまったくなく、嫌がらせをするだけの
反対派であることは、このときすでにばれていました。

さすがの、市民活動家たちも、このような悪質な反対派までは、
かばわないのですが、悪賢さではひけを取らない、
「ネットの旅人」も、そこまでは知らなかったようです。
(それでも万が一もあるので、いちおうの警戒は、わたしはしていましたが。)
結局、だれにも助けてもらえず、ひたすらうろたえるだけでしたよ。


「ネットの旅人」は、民主党への不信をあおって、
政権交代をすこしでも遠ざけようと、たくらんでいるのに、
「リコさんが落ち込んでいたので多少のショックを和らげる
(民主党にもいろいろな人がいますよの)意味で書いたわけですから」
などと、しゃあしゃあと言うのですから、あきれてしまいます。

また、都合が悪い議論から、逃げたいだけなのに、
「以前、「議論に熱中し過ぎるのはちょっと・・」と注意されてますので。」
などと言って、管理者への配慮と見せかけたりしています。
これは、わたしが、追求を続けたら、「掲示板が荒れる」と言って、
管理者権限で、議論を強制的に中止させる魂胆も、あるのだと思います。

「ネットの旅人」は、よくよく面の皮が厚い御仁のようで、
うろたえていても、こういう悪知恵だけは、とてもよく回るようです。
そのうえ、「きっと、僕はデリケート過ぎるんでしょうね。」なんて、
自分で言ったりして、さらに厚顔無恥に輪をかけてくれています。

はじめに、山谷をかばった市民活動家のほうは、
こちらもまた、ことの本質を理解しないようです。
自民党に、松島みどり議員という、推進派がいることを引き合いに出して、
「自民党にも賛成議員がいるように、いろんな人がいるのだから、
民主党にも反対の人がいてもいい」と、言い続けていました。
(2月12日(火)14時17分)

公約違反ということにも、意義をとなえていましたし、
山谷議員は、公約の違反まではしないだろうとさえも、言っていました。
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それはそうですが、今回の山谷氏の発言は公約違反にあたるのでしょうか?
ただ、党として意見を一つにまとめなければ
政党としての役割を果たすことができないため、
大抵の場合はよほど反対でない限り、党の方針に従うでしょう。
それを公約違反、裏切り行為と呼ぶのでしょうか?
========(2月13日(水)01時45分)


そこで、わたしは、自民党の党議拘束は選挙公約ではないから
松島みどり議員は、なにも違反はしていないこと、
そして、「いろいろな議員がいる」ことではなく、
「公約違反」が問題だということを、あらためてお話しました。

山谷えり子議員が、あきらかに、公約を違反しようとしていることは、
最初に投稿をしたかたが、お話してくださりました。
========
山谷氏は、間違いなく、そのような方向に持っていこうとしているようです。
結果的に法案の提出には成功しても、ある議員がそれを邪魔しようとしたのなら
その議員は、公約に違反したことになると思います。
また、山谷氏は、法案の採決において、党議拘束を外すように要求するかもしれません。
これも党是に関わる政策に対してですから、公約違反の行動と言えると思います。
========(2月13日(水)15時38分)

そもそも、たくさんの人が見る雑誌に、あからさまに「反対」と書けば、
選挙区の有権者や民主党に対して、印象を悪くするだけでしょう。
実際に反対の行動までしないのなら、心の中では不本意に思っても、
わざわざ公言しないで、隠しておくと思います。
公約違反の方向に、実際に動きはじめるつもりだから、
その意思表示をしたとしか、思えないではありませんか。
 
 
山谷をかばった彼女は、反論できないとあきらめたのでしょうか、
「たんぽぽさんは、どうして私の感じかたを否定するのですか?」
などと噛み付いて、たんぽぽを攻撃的と、決めつけてくれましたよ。
わたしは異議があったから、それを述べただけのことですs。
そちらこそ、たんぽぽの批判を否定しないで、受け入れろと言いたいです。

ようするに、公約違反追認という、こっぱずかしい
批判をされた事実を、受け入れられなかったのでしょう。
自分のプライドを守るために、わたしを否定したかったのだと思います。

それにしても、この市民活動家のかた、その場にいた、
反対派といっしょになって(!)、山谷えり子を擁護ですよ。
反対派と手を組んでの公約違反追認は、あきらかにマイナスでしょう。
いったいなにをしたいのかと、疑いたくなってきます。

最初に、山谷の公約違反についての投稿をなさったかたは、
終始、たんぽぽに対して好意的で、理解をしめしてくださりました。
ふたりの猛烈な反発を買った、「ノーテンキ」も、
ごもっともな気持ちであると、同意をしめしています。
========
許せないというよい、非常にあせっています。
「この公約違反、一刻も早くなんとかしなければ・・」と。
「そんなのんきに構えてる場合じゃないよ」という警告の気持ちが
たんぽぽさんの「ノーテンキ・・・」という表現につながったのだと思います。
========(2月13日(水)15時38分)

ところが、山谷擁護の市民活動家と、「ネットの旅人」は、
これをまったく無視して、わたしへのバッシングに必死になっていました。
ふたりの本性が、じつはなんなのかを、垣間見たように思います。

本当は、もっとふたりの追求を、続けたかったのですが、
わたしは、このあと、旅行に行くことになっていたので、
残念ながら、早々にに議論を切り上げることにしました。
それでも、「ネットの旅人」が、じつは反対派であることだけは、
すっぱ抜いておきましたが。(2月14日(木)13時45分)


一連の議論を、ご覧になったあなたは、どう思ったでしょうか?
山谷えり子をかばったふたりは、公約違反を擁護するだけでもきわめて悪質、
そのうえ、支離滅裂な主張を続け、自分たちのまちがいを認めず、
批判者に責任転嫁ですから、相当に卑劣で醜悪と思ったかもしれないです。

本来なら、ふたりは、集中放火を浴びているはずだが、
掲示板の参加者が少ないので、そうならずに助かったのだろうと、
コメントをくださったかたも、いらっしゃいました。

ところが、参加人数が少なくて、集中放火を浴びずにすんだのは、
じつは、わたし、たんぽぽのほうだったりするのです。(!)
あなたには、信じられないかもしれないですが、
この状況で、山谷えり子を「いろいろな人がいるからいい」と
擁護することは、「別姓を望む人たち」にとって、
「多様なカチカンの尊重」であり、「じゅうぶん理解できる」ことなのです。

謝辞

この議論を読んでくださり、コメントしてくださった、
kojitakenさま星影里沙さまには、お礼をもうしあげるしだいです。

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