科学への無理解とコンプレックスを丸出しにした、
ピントのずれた「科学バッシング」が展開されました。
噛み付いている人たちの攻撃的態度のために、
コメント欄が炎上している感じ(山火事かしら?)です。
「似〜第二迷信さんの言葉」
これらの人たちは、思想的な親和性もありそうですし、
もともと反科学的なところはあったのでしょう。
そこへもってきて、「水からの伝言」騒動を、
強引に揉み消そうとして、醜態をさらしたことで、
よけいに科学に対する反発を強めたのかもしれないです。
そこでコメントしているひとりである「ごん」氏いわく。
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もちろん、あたしは、アレルギー持ってるよ。
自然破壊に宗教(思想)弾圧に
優性思想、断種法
人体実験
そして核兵器
「なぜ科学に頼るか」という筋道の理路さえ説明がつけば
何をしてもいいと思ってる連中の危険性、
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核戦争と自然破壊を楯に取って、科学を否定するという、
第二次世界大戦のすぐあとくらいからはやった、
ちょっと古典的な反科学思想の典型です。
科学技術が、食料生産高を上げたり、難病を克服して、
人類の生活を快適にしたという、あたりまえの事実に対する認識は、
ここにはからっきしないのが特徴的です。
「優性(優生?)思想」「断種法」という、
科学でないもの(にせ科学)が含まれているのが、
「ごん」氏の科学リテラシーでしょうか?
「にせ科学が怖い」となるなら、わたしも理解できるのですが、
なぜか反科学へ向かっていくようです。
それから、科学が「宗教(思想)弾圧」をしたというのは、
具体的にどんな事実を指すのでしょうか?
宗教や思想が、科学を弾圧したことならあります。
ガリレオの宗教裁判を持ち出すまでもなく、
科学的事実とは、多くの為政者や宗教・思想にとって、
おうおうにして都合が悪いことが多かったからです。
ところで、「インターネット」や「コンピュータ」も、
「科学技術」の産物なのですが、アレルギーがあるのでしょうか?
これらを使うと、たいへんおそろしいことに、
見ず知らずの相手に対してさえ、セクハラもできますからね。
科学技術の利器を使えば、気に入らない相手に対して、
セクハラやブログ荒らしをしてもいいと思っている、
これらの人たちは、たしかに危険だと、わたしは思います。
科学技術が、人権侵害のための道具に使われたのですから、
これらの人たちにとって、インターネットやコンピュータは、
きっと「カルト」なのでしょう。
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