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家族思想という信仰

日本人は無宗教と言われますが、太平洋戦争後の日本社会は、
多くの人たちがこころのよすがにしてきた、
実質的な「宗教」として機能してきた思想があります。
それは家族観、家族のありかたに関するものであり、
「家族思想信仰」とか「家族教」とでも呼べるものです。

これは「家族思想」が定める「家族」こそ「正しい家族」であり、
「正しい家族」であれば幸せになれる、というものです。
「正しい家族」とは具体的には「夫が外で働き、妻が専業主婦で、
子どもはふたりがよい」という、高度経済成長期に浸透した「標準家族」です。

家族思想に対する信仰が、日本社会にどのような影響を与えてきたか、
「正しい家族」に当てはまらない「異教徒」とされる
家族形態の人たちをどのように扱ってきたかについて、
このコーナーではお話したいと思います。


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