ビデオニュース・ドットコムに、「政策討論クロストーク」という、
討論番組があるのですが、2007年5月24日の3回目は、
「選択的夫婦別姓の是非を問う」でした。
出演されたのは、賛成のかたは、元衆議院議員の水島広子氏で、
反対のかたは、埼玉大学教授の長谷川三千子氏です。
http://www.videonews.com/cross-talk/001010/001079.php
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これだけのためにもったいないとお思いのかたは、
つぎのサイトをご覧になって、概要をつかむとよいでしょう。
「選択的夫婦別姓の是非を問う」
選択的夫婦別姓の討論をして
長谷川三千子vs水島広子「選択的夫婦別姓の是非を問う」
ビデオニュースは、反対派も国会議員を呼びたかったらしいです。
ところが、どういうわけか、みなさん出演を辞退するので、
やむをえず、大学の先生を招いたのだそうです。
メディア出演は、多くの人の前で自分の考えを述べる
格好の機会ですから、本来なら率先して出演してよさそうです。
みんなして出演を辞退するというのは、なんとも奇妙なお話です。
もともと、反対派議員たちは、おおやけの場で、
選択別姓の反対意見を述べることには、消極的です。
自分のサイトでも、はっきり反対と言わず、ぼやけた言いかたをしたます。
自分の提唱している法案(通称制、家裁認可制など)があっても、
それを解説したものを書くことも、ほとんどないです。
自民党の法務部会における、猛烈な反対ぶりとは大違いです。
反対派議員たちは、まともに議論してもかなわないので、
格好悪い思いをして、かえってイメージを損なうだけになるから、
逃げているのだと、わたしは、激しく邪推します。
自分たちの主張が、理不尽はなはだしく、非論理的きわまりないと、
反対派議員たちは、内心ではわかっているのだと思います。
自民党の法務部会で、本性をさらして、
法案を握りつぶすのは、内輪だけの世界で、しかも反対派議員が、
絶対的に優位な場所だからでもあるのでしょう。
メディアのように、吹きさらしのところでは、法務部会でやっている
狂態をさらすわけにもいかず、なにも言えないのだろうと思います。
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