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6月13日の、TBSの『News23』という番組で、
「夫婦別姓法案の行方」という特集が組まれ、放映されました。
あちこちのウェブログを見ていると、それなりに反響はあったみたいです。
この番組の取り上げかたで、特徴的なのは、
反対派の発言が、クローズアップされている、ということです。
その内容については、このブログがくわしいので、
ご覧になるとよいでしょう。

いままでは、別姓法案が話題になるときは、
たいていは、別姓を望むモチベーションや、
必要性ばかりが、語られるのが相場でした。
この特集では、反対派の意見を紹介し、その不可解さについて
コメントしているのが、大きな特徴となっています。


ところで、この番組に対して、こんな意見を、述べているかたがいました。
取り上げかたが、偏っていてケシカランというのです。
「そんなことはないだろう」と、わたしは思ったので、
異論のコメントを投稿したのでした。
すると...なんと、いきなりコメント欄が閉鎖されているのです。(!)

さしずめ、これが言いたかったのでしょう。
「裏事情になるが、TBSはある特定の団体の
影響下で取材を進めたことが読み取れる。」
「市民団体悪玉論」に、持って行きたかったのだと思います。
その「悪玉論」が恣意的なのを、わたしが指摘するようなことを
述べたので、コメント欄を閉鎖したのだと思います。

もしかすると、市民活動家たちが、なにか言ってきたら、
そのエントリのコメント欄は、そそくさと閉鎖する
方針だったのかもしれないです。
だとすると、わたしは、市民活動家ではないですが、
当該コメントに、おなじ危険を感じたのだと思われます。

マスメディアは、視聴者にインパクトを
与える造りにしようとするし、そのため、マスメディア側によって、
事実の一部が、「編集」されるくらいです。
出演者の意向さえ、しばしば無視されますから、
市民団体が取材を受けたところで 圧力をかけて
内容に影響を与えるなど、まずできないだろうと思います。
(あとで番組を見て、内容を変えられたと
文句を言うことなら、いくらでもありそうですが。)


わたしは、選択別姓の市民団体を、かばうつもりなど、まったくないです。
市民団体がおよぼした、悪影響を書くつもりで、
こんなサイトを、作っているくらいですし。

しかし、べつだんおかしくもない番組内容を、
専門知識のあるサイトに、「偏っている」と批判されるのを
いままで知識のなかった人が見たら、選択別姓に対して、
おかしな認識を、持ってしまいかねないと思います。
「NEWS23放送中から翌日にかけて、ヒット数が
通常見られない増大傾向を示し」たのなら、なおさらでしょう。

かわりに、というわけではないですが、こちらのウェブログに、
作者のかたがいらしたので、お尋ね(しおらしく)してみました。
しかし、レスはないようです。
わたしは、おそらく、このまま無視されるのでしょう。

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