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民法改正運動の展開 - 2003年
市民活動家たちの信念
この掲示板のログ

自民党の推進派たちが、今期国会での法案提出を目指すと言った、
東京新聞の記事を紹介したのと、おなじかたですが、
こんどは掲示板で、「オレの目の黒いうちは」発言が、
述べられている記事を紹介してきました。[431]
このとき、せっかくの機会だと思った、わたしは、
反対派の抵抗や、現時点での実現可能性について、
自分の見解を述べることにしました。[432]

これまでに話してきたことの、くりかえしなのですが、
反対派というのは、選択別姓には反対であるという、結論がさきにあり、
どんな理由や現実も受け入れない、頑迷きわまりない人たちだと、
「ペーパー離再婚掲示板」の過去ログに出てくる
反対派を例に取りながら、お話したのでした。

また、婚外子差別撤廃の切り離し、例外制、家裁認可制と
譲歩していったのは、自民党の反対派もどうにも説得できないので、
撤退しているのだ、ということもお話しました。
さらに、2002年の秋になって、自民党の推進派が、
「今期の臨時国会はあきらめて、つぎの通常国会でじっくり審議する。」
なんて、先延ばししたのは、ついに反対派は説得不能と感じはじめて、
あきらめ出したのだろうとも述べました。[467]


わたしは、民法改正は、長距離走だと思っているのですが、
インターネットの市民活動家たちは、
民法改正は短距離走と、信じているようです。
「みんなのがんばりで、ゴールを引き寄せるんです」のように、
客観的情勢論を、主観的人世論だと思っているのでしょう。
それで、「ゴールは近いのに、なんで、たんぽぽは、
こんなに、チンタラ走るんだ?」のように、見るのだと思います。

ところが、福島瑞穂など、むかしの活動家たちは、
そのようにやり続けて、失敗したと聞いています。
おそらく、自分たち推進派が、もっと大きな声で必要性を
主張すれば実現する、くらいに思って、反対派の抵抗を過小評価し、
反対派の攻撃を、ほとんどしなかったのだろうと思います。
市民活動家たちが、「たんぽぽは、選択別姓の実現をあきらめた」と、
あまりにも決めつけてくるので、こうしたことも述べておきました。[475]

こんな意見が、市民団体の人たちに、耳障りがいいはずもないです。
このような不愉快で、都合の悪い意見を叩き潰すべく、
彼女たちはいっせいに、わたし、たんぽぽに、攻撃を加えてきました。

しかしその中身は、いつもどおりのパターンでした。
わたしの結論が、自民党政権下での実現は無理、となっているので、
そこだけに反応して、「自民党だからみんな反対と、
十羽ひとからげにしている」という教条的な決めつけです。
これまでもそうでしたが、わたしは、自民党の内部事情に
立ち入った上での考えを述べているのであり、
表面的に自民党だからと、斬って捨てているのではないつもりです。

できるだけ客観的になるよう、具体的に例を挙げて、
お話しているはずの、反対派の精神構造と思考構造も、
「特定の価値観からのみ他者を判断する、一種のファシズムに通じる」
「反対派をいっしょくたにした、乱暴な分析」とまで言ってきました。[433]

「反対派といえども、いろんな人がいる」と言われると、
「多様なカチカンの尊重」を標榜する、彼女たちには、
あたまの中にとても入りやすく、説得力があるように聞こえるのでした。


また、わたしの結論が、悲観的なことを楯に取って、
「たんぽぽは、諦念を口にしている」という決めつけでした。[437]
ほかにも、「あきらめろといわれると、やる気なくしちゃうよ」、
「他人があきらめるのを見るとヘナヘナとなっちゃうんです」と、
わたしを、なじった発言もあったくらいです。[447][449]

「長距離走」のくだりも、過去の失敗に言及しているにもかかわらず、
具体的な理由を述べずに、「走るという行為はどのような
スピードであってもとりあえず目標に近づいていくものだ。
(=たんぽぽは、目標から遠ざかる方向にむかっている)」と、
揶揄しただけでした。[476]

「悲観的=あきらめている」という図式は、
この市民団体の人たちにとって、自分たちは政治意識が高く、
積極的に活動しているという自負心を、とてもくすぶるのでしょう。
それでこちらも、無批判に信用する人が多いことになります。

あとは、代表世話人のやりかたで、絶対にうまくいくと、
なんとかのひとつ覚えのように、言うだけでした。[458]
わたしの一連の見解は、「代表世話人のやりかた」を承知した上ですし、
それくらいは釈明しましたが[483]、ぜんぜん取り合いませんでした。

メンバーの中で、とりわけ厚かましい例の御仁は、
「『この掲示板に書き込む資格があるのは
 選択制別姓の実現に努力した人だけ』では決してありません」
などと、同じ投稿の中で、2回くり返して書いたりしていました。[441]

はじめに、同姓希望の自分が参加しているからと、
自分のことを指しているように、言っています。
ところが、上述のような「たんぽぽは、実現をあきらめた、
むしろ足を引っ張っている」などの批判をしたあと、
2回目を書いているので、遠回しに「たんぽぽという、
実現の努力をしない者がいる」という批判を、したいことがわかります。

この厚かましい[441]発言の御仁は、雑誌に記事を書いたり、
劇団に脚本を書いたりする、プロのもの書きなのですが、
こういう陰険な文章を書くのも、とてもおじょうずなようです。

ついでながら、この[441]は、いちばん最後でも、
「管理人の専管事項にまで踏み込んで僭越だった」
なんて、うやうやしく書いています。
内部のはずのたんぽぽと違って、自分は外部の人間ではあるが、
みんなに対して親身であると、印象づけようというのでしょう。
その慇懃さが、偽善ぶりをかもし出しているようで、
わたしは、とても気分が悪くなりましたよ。


それでも、わたしの発言は、単に不愉快というだけでなく、
影響力もありそうだと、思う人もいるのでしょうか?
「『努力しても無駄なんだ』という気持ちを抱く人も
いるということを真剣に考えてください」と言う人もいました。[447]

この人は、「別姓はすぐには実現しないことを
繰り返し書くのは、たんぽぽさんの自己満足以外の
何かメリットがあるのでしょうか?」と、お尋ねしています。[447]
もちろん、それが事実と、わたしは確信するからです。
それを真摯に受け止めて、適切な反対派認識を
持つかたが増えれば、そのかたにとっても、
民法改正運動全体にとっても、メリットになるでしょう。

ところで、なにを思ったか、「今期の臨時国会はあきらめて、
つぎの通常国会でじっくり審議する。」のくだりを疑ってきて、
いつだれが、そんなことを言ったのか、発言元を挙げてください、
などと詰め寄ってくるかたもいましたよ。[470]こないだ「きりしま」と、個人攻撃になった人ですよ。)

そんなことは、新聞記事に出ていることですよと、
わたしは、つぎの記事を紹介しましたよ。[473]
「夫婦別姓論議は越年へ 通常国会への提出に照準(共同通信)02/10/20」
「夫婦別姓 実現に道 自民が改正法案提出へ(東京新聞)02/12/31」

これらの記事は、その掲示板で話題になったものですし、
代表世話人のサイトにも、紹介されているものです。
そういうあなたも、ずっとこの掲示板を見ていたでしょうに、
なぜに、いまさらのように、そんなことを訊くのかと、
わたしは思ったので、これくらいは言っておきましたが。


上のふたつに、確固たる情報源があることは、認めたようです。
ところが、それでも、「先延ばししたのは、
反対派は説得不能と感じて、あきらめはじめたのだろう」という、
わたしの憶測のところに、噛み付いてきました。
「憶測ならば『憶測』と明示して下さい。」[480]
「憶測には「憶測」と、根拠あるものは根拠を示す、ということで、
そのような誤解はなくなると思います。」[481] だそうです。

わたしは、「憶測」ということばは、使わなかったですが、
[473]では、最後の言い回しを、「なんて、思ったりしているのだが」と、
用心深い表現にしているのですけれどねえ。

ほかにも、[480]の投稿は、なにか混乱したのか、
わたしと、もうひとり、べつのかたのレスと、入り交じっています。
(途中のフェミニストうんぬんよりあとは、わたし宛てではない。)
そのもうひとりのかたに、指摘されていましたが、[482][495]
こんな混乱を見ていると、ちゃんと読んでレスしているのか、
疑わしくなってきます。

「オレの眼の黒いうちは」発言の張本人、山中議員が、
賛成に転向して、「実現させる会」の最高顧問となったことは、
わたしは、じゅうぶんな根拠を、挙げられなかったのでした。[474]
掲示板では、いくつかの推測をお話していますが、
どれもはっきりした根拠はなく、邪推の域を出ないものとなっています。
本当に他意も下心もなく、本心からの転向だったのかもしれないです。

このように、論拠がふじゅうぶんなところは、
格好の反撃の的となることは、言うまでもないです。
代表世話人のかたは、わたしに詰問してきました。
|件の長老議員は、いまや「実現するための議連」のトップに座っています。
|にも関わらず、この発言を紹介することによって
|「反対派議員の翻意はあり得ない」と
|繰り返し発言されるのは一体なぜなのでしょうか? [472]

そして、根拠がふじゅうぶんと見るや、一途両断です。
|「あの議員が賛成するはずはない」という結論あるいは
|願望に合うように事実を解釈すればそうなるのでしょう。 [478]

彼女たちに言わせれば、山中氏の転向は、
自分たちが丹精こめてお願いしたから、選択別姓の必要性が、
彼にも伝わったからにほかなりません。 [463]
わたしはと言えば、意図的にデマを流し続けたと、
決められてしまいました。
|しかし、意図的なデマを繰り返す行為は許容することができません。
|日本は、言論の自由が保障された国です。しかし、それは、
|「デマを繰り返しても他人から信頼されること」を
|保障したものではありません。 [472]


一般に、追求をする側は、いつでもそうなのですが、
主張の中に、ひとつでも、あきらかにおかしいことや、
根拠の弱いことがあると、相手はそこだけを集中的に反論して、
あたかも、こちらの主張の全体が、間違いであるかのように、
印象づけてしまうことがあります。

卑怯といえば卑怯だし、理不尽なことなのですが、
彼女たち市民活動家だけがそうだ、というのではなく、
追求を受ける側がだれでも使う、常套的なテクニックです。
これを避けるためには、揚げ足を取る余地もないくらい、
隙のない主張を終始続けるべく、周到に行なうよりないです。
とはいえ、これはとても難しいことですから、追求する側は、
はじめからかなりのハンディを、背負っていることになります。

そうこうしているうちに、掲示板の管理者(夫)が出てきて、
とうとう、わたしを、1ヶ月間の発言禁止(!)にしてしまいました。
========
また、常連のお二人にお願いがあります。
星さん、たんぽぽさん、提案なのですが、
お二人とも一ヶ月ほど発言を自粛されてはいかがでしょうか。
私の希望としては、この掲示板上のコミュニケーションは
ロジカルかつ前向きそして簡潔であってほしいと願っています。
======== [479]
========
つぎに本当に現われる際はぜひ「掲示板に対する責任感」
(のようなもの)を持っていただけたらと思います。
一ヵ月後にまた同じスタイルで書き込みを再開されそうな気がしてなりません。
======== [489]

この掲示板から、わたしが追い出されるのは、これで4回目です。
これまでの3回は、ほかの参加者に、議論で叩き潰されたために、
心理的な圧迫感で、わたしのほうから、参加できなくなったのでした。
しかし、今回はついに、管理者からの強権発動です。
異義はもちろんありましたが、今回は逆らわず、
すぐに出ていくことにしました。[485]

わたしが、排除されて、なにも反論されなくなったところで、
安心したのでしょうか、市民団体の人たちは、
「選択制実現までの道程」なんて、長ながと書いて悦に入っていました。[487]


この市民団体の人たちは、賛成派、推進派で、
意見の異なるものに対しては、もともと排他的ですが、
今回は、よほどむかついたのか、いつになくひどいものでした。

なにがあっても、自分の意見が正しいと信じていて、
聞く耳を持たず、頑迷きわまりないのは、
反対派だけでなく、推進派もかなりのもののようです。
そうした、狂信者たちが、異なる意見に対して、
いかに攻撃的になるかという本性が、現われた一件だったと思います。

ところが、これらの人たちは、掲示板が荒れるのは、
わたしひとりだけが、みんなと意見が異なるからであって、
みんなでいっせいに意見の異なるものを、攻撃するからではないのだそうです。
========
ここしばらくの荒れ具合を見ていて思うのですが、
もう少し目的をハッキリさせ、その目的達成のために
取るべき行動、つつしむべき行動を意識した方がよいのではありませんか?
========[471]
みなさんが「掲示板があれている」と感じるのは、
一部の反対派の書き込みが原因ではないと思っています。
========[477]

「多様なカチカンのなんたら」などと標榜する人たちが、
いかに信用できないかが、如実に現われたようですが、
管理者(夫)の、つぎのもの言いには、あまりの偽善さ加減に、
わたしは、へどが出そうになりましたよ。
========
多様な価値観を認め、選択肢を増やそう・自由を増やそうという
主張は、個人の責任ある行動能力を担保に初めて説得力を持つと
考えていますので、かえすがえすも残念です。
========[498]

ところで、この議論とはべつに、「チンペイ」と名乗る反対論者が、
わたしと、[470]のかたに噛みついてきました。(投稿は削除された。)
これは例によって、「別姓反対者(しばてん)」だと思います。
かねてから、わたしと、[470]のかたのことを、
ひどく恨んでいるので、あおりたくなったのだと思います。

わたしのことを、「トラウマ」と言うのですが、
宮崎哲也氏が、選択別姓に反対するのは、トラウマだという記事を、
わたしが、紹介したことがあって、それにむかついたのかもしれないです。

この掲示板の参加者は、反対論者は批判せず、
噛み付かれた被害者だけ非難攻撃をする、
「強盗は襲われるほうが悪い」というカチカンの人たちです。
「別姓反対者」は、それがよくわかっていたので、
自分はなんらとがめられず、挑発に乗った相手だけが、
みんなから、よってたかって叩かれることを、見越したのでしょう。


[470]のかたは、以前も「きりしま」に噛み付いて、叩かれましたが、
今回もみごとに、「チンペイ」に噛み付いてしまいました。
「別姓反対者」の妖計に、ひっかかったわけでして、
そのもくろみどおり、[470]のかたに、みんなの非難は集中です。
管理者(夫)は、「チンペイ」との投稿を全部削除して、
[470]のかたを、1か月間の発言禁止にしました。[479]

わたしは、「別姓反対者」の意図がわかったので、挑発は無視しましたよ。
「チンペイ」にレスしている[468]も、またまた「別姓反対者」でしょう。
「賛成派もいろいろ」なんて、言っていますが、
獲物がひとりしか釣れなくて、くやしかったのかもしれないです。


ところで、「別姓反対者」は、複数人を装っているのに、
どうして足がつかないのかと、お思いになるかたもいるでしょう。
これはおそらく、ハンドルだけでなく、串を刺すなどして、
IPアドレスも、いつも変えているからと思われます。

そうであれば、そのIPアドレスを投稿禁止にしただけでは
串を刺しかえて、また同じことをされるので、対処としてはふじゅうぶんです。
ところが、管理者(夫)は、のんきに(?)、こんなことを言っているのです。
========
ちなみにこれまで不適切な発言をした他の人物は、
技術的にアクセスできないよう対処しています。
ですので、公正を欠く処置だとも考えていません。
========[498]

そのあと、こんな提言をする人が、すぐに出て来ましたよ。
たぶん、これも「別姓反対者」が、IPを変えて書き込んだのでしょう。
[498]の投稿を見て、自分の悪知恵が、管理者(夫)にばれていないと、
見て取ったので、[470]のかたに、追い討ちをかけたのだと思います。
========
それなら即刻星さんをアクセス制限すべきですね。
ここは多くの保守系2ちゃんねらーの監視対象のようですので
挑発は今後もありえると思います。
このままでは繰り返しになるのではと心配しています。
========[500]

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