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血液型性格診断(5)
そしてコメントが削除された

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ウィザードさまに教えていただいた、最近の事例を、
自称懐疑派宮藤氏のブログに、わたしは、コメントしたのですが、
どうなるかなと思っていたら...なんと、コメント削除(!)です。
あの注意書きは、都合の悪いコメントを排除するという、
あさはかなことのための、方便だったことが判明しましたよ。

しかも、それだけではなかったのです。
「いんちき心理学研究所」のエントリにリンクした、
むかしの事例を紹介している、たんぽぽのひとつ目のコメント
(2004-12-30 19:04:39)まで、削除されています。

宮藤氏は、反論自体が「なかったこと」に、したくなったようです。
わたしが最初にコメントしたときの、レスの感じでは、
余裕そうに見えたのですが、じつは、そのときすでに、
だいぶ動揺していたのかもしれないです。


わたしは、ウィザードさまたちに、ことの顛末をお話しました。
たんぽぽのコメントを、自称懐疑派氏は全部削除しましたよと、
こんなときのために、保存しておいたログも、お見せしたのでした。

わたしは、宮藤氏のエントリへの2回目のコメントで、
ウィザードさまたちと、会話していた掲示板へリンクしたので、
自称懐疑派氏は、そこからたどって見たのでしょう。
削除したはずのログが公開されたあげく、
そのことまで批判されているので、びっくりしたのだと思います。
さらにコメントを削除(!)してきましたよ。

結局、残ったログは、これだけになっています。
http://blog.skeptic.jp/item/861
しかも、わたしは、アカウントが抹消(!)されているのです。
どうやら、たんぽぽは、アクセス禁止になったようです。

「就職差別している会社を教えてください」と、啖呵を切った、
自分のコメント(2004-12-08 18:08:15)も削除しています。
「あなたがお尋ねしたから、お教えしたのです」
という反論も、封じたくなったもののようです。
あるいは、こんなコメントがあると、まただれが就職差別の事例を、
コメントするかわからないと、思ったのでしょう。

コメントが削除されたのもすごいですが、
エントリに書き加えられた追記が、さらにすごいですよ。
========
【追記】
 てきとーにあしらってた粘着クンが久々にお出ましになった。
しばらくの間、出没しないので、追い払ったと安堵していたが、
やっとのことで他人の「伝聞」を見つけたらしく、喜び勇んでやってきたらしい。
失笑というか、滑稽というか … 一生やっててくださいよ。

 私は「血液型番組」そのものを肯定しているわけじゃないんだからねぇ。
こんなとこで鬱積をはらしてないで、差別主義者に直接ぶつけたらどうだろうか。
ってか、見つけたんなら、お前がそいつらに、さっさと抗議しろ(笑)。
これ、次の宿題だから、持ち前の粘着力でもって、必ずやっておいてね。

 それとも、相手にされないから、ネット上でストレス解消しているのかな?
いずれにせよ、暇人は相手にしない…ってのが私のファイナルアンサー。
========

わたしと、ウィザードさまは、これを見て、
怒ったとか、あきれたとか言うより、大笑いでしたよ。
自分をあざむいて、ひとりよがりに納得しようとするさまが、
目に見えているし、想定外の事態に対して、
うろたえている様子が、まともに伝わってくるからです。

それにしても、ここまで過敏に反応するとも、思わなかったですよ。
(わたしは、期せずして、最初からとどめを刺していたのか?)
自称懐疑派氏は、理性的でまともな議論ができそうだという、
はじめの印象は、すっかり吹き飛んだことは、言うまでもないでしょう。


自称懐疑派氏は、「私は「血液型番組」そのものを
肯定しているわけじゃないんだからねぇ」などと、
弁解しているのですが、そんなことは、もちろんわかっています。
そうではなく、わたしがお話しているのは、血液型による就職差別が、
現実にあって、社会的に問題になっていることです。

(この手のすりかえは、おかしな言説や、危険な思想を擁護して、
「自分は、言論の自由や、思想の自由を尊重していて寛容だ」などと、
主張する人には、よくあることです。)

血液型性格診断の番組で、テレビ局に抗議する人たちは、
不寛容でも、ヒステリックでもなく、正当な批判をしていると、
すこしはご理解していただけるかと思ったのですが、
このような対応をされて、はなはだ遺憾です。

このあとも、自称懐疑派氏がどんな人なのか、ウィザードさまほか、
何人かのかたと、Elwoodさまの掲示板で、しばらくお話していました。
そのログはなくなっているし、憶測がだいぶ入るので、
ここでこれ以上触れるのは、やめておくことにします。

付記1
すこしあとの、05年2月26日エントリで書いていたのですが、
自称懐疑派の宮藤というかた、将来研究者をめざす学生さんだそうです。
(こんな議論をするかたが、研究者になるですか...?)
http://blog.skeptic.jp/item/1026


付記2
2009年5月のいま、あらためてこれを見ると、
宮藤氏のやっていたのは、「にせ科学批判批判」の見本だと思いました。

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