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青年医師の心の内(3)
そしてアクセス禁止に
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2回もコメントを削除されたし、わたしがこれ以上
なにを書いても、けろすけ氏は、削除するだけでしょう。
少しあとに彼は、べつのところで、わたしのことを、
「『雑誌への投稿が採用されなかったからといって
言論の弾圧だと喚くバカ』を発言禁止にした」と書いています。
どうやら、わたしは、アクセス禁止になったようです。

今回の、わたしくらいの追求でしたら、
ネットの議論では、そう珍しくなくあることだと思います。
それなのに、こんなに早く、コメントを削除して、
発言禁止にしてしまうのは、過剰反応のように思います。
(え? そんなことない、たんぽぽは、
最初からとどめを刺しているって...?(笑))

おそらく、最近になってから、ブログをはじめたかたで、
こうした事態に、慣れていないのかもしれないです。
1か所に重複させて送ることを、差し引いても、
そこらじゅうのブログに、TBを巻き散らすだけで、
異なる意見に触れることに対して、無防備だと思います。


TBをまき散らしたのは、インターネットに対して
ナイーブだからだけでなく、エリート意識があるのだろう、
というかたもいらっしゃいますが。
「確認できないぐらい多数TBしたのなら、スパム行為同然。
だからセンセイと呼ばれる職業は…といいたくなります。はい。」

公平のために書いておくと、けろすけドクター、
トラックバックを、同じところに重複させたことについては、
自分のエントリのコメント欄(No.47)と、
『夫婦別姓を待つ身の溜息』の「氏の使い分け指針」の、
コメント欄で、おわびと釈明をしていました。
しかし、いくつものウェブログに、TBを送ったことについては、
とくになにも言っていないようです。


そして、新規エントリ「夫婦別姓のリスク」(7月23日)を作って、
さらなる考察をはじめたのでした。

わたしを排除したことは、けろすけ氏は、
たんぽぽの誤読のせいにして、納得するつもりのようです。
相手の反論の機会を取り上げておいて、悦に入るというのも、
ある意味こっけいとも言えるでしょうか。
========
その人の意見を読みもせずにいろいろ主張を繰り広げる人がいて、
その中の一部がここにもお越しになっていることはわかっています。
このブログは私のブログですから。ここでのルールは私が決めます。
それで十分対応できています。
========[19. 2005年07月28日 22:34]

自分のブログだからと、やりたいようにやるのも結構でしょう。
でも今度のような「リスク」を避けるために、
あちこちにTBを送って、自分から議論をしかけることは、
控えたほうがいいと思います。
また、専門家であると称するのも、やめたほうがいいでしょう。
でないと、相応の責任と信頼性を持って発言すると、
誤解するかたが、出てくるおそれがあるからです。

けろすけ氏は、新しいエントリ、「夫婦別姓のリスク」で、
子どもへの影響についての、「統計学的な評価」をはじめました。
内閣府が2001年に行なった世論調査の、図14の結果によると、
「親が別姓であると、子どもへの影響があると思う」と答えたかたが、
66%だというので、リスクあることを問題視しています。

しかし、これは「あると思う」というだけで、
実際に「ある」ということでは、ありません。
したがって、現実の別姓家族を、見た上での回答ではなく、
想像だけで考えているかたが多いことも、考えられます。

それから、子どもに影響があると思っても、
それで別姓を選択していけない、というほどではないと、
考えているかたも、おそらく多いだろうと思います。
(実際、そういうかたはいました。)
すくなくとも、66%の全部が、子どもが病気になると、
けろすけ氏のように信じていて、非改姓結婚に反対することはないでしょう。
「66%が自分と同じ意見」と言ってしまう、
けろすけ氏は、自分に都合のいい解釈を、していることになりそうです。


わたしが紹介した、民法改正ネットワークのアンケートについても、
けろすけ氏は「統計学的な評価」を試みています。
そして、この調査は、夫婦別姓は子どもにとって、
悪い影響を与える可能性を、強く示唆していると
結論できたらしく、とてもご満悦のようです。

わたしが前に述べた、いちばんのストレスが、
他人への説明であって、病気とは言えないことや、
おとなになるにつれて、解消する傾向にあることなどは、
ここでは、すっかり無視されているようです。

このアンケートは、もともと33例しかないですし、
事例集と見たほうがよいと思います。
実際、わたしも、アンケートだと言って紹介したのであり、
統計だとは言っていないのでした。
けろすけ氏は、このことを完全に忘れて、というか、
はじめから無視して、統計だと言って議論を進めているのです。
相手のコメントを、読まないで批判するのは、
失礼なのではなかったのでしょうか?

また、けろすけ氏は、このアンケートには、統計的な考察がないと、
批判していたのですが、民法改正ネットワークとしても、
統計を取ったつもりでないでしょうから、当然だろうと思います。
けろすけ氏の心の内では、このアンケートが気になるのでしょうか、
なんとかして否定したい気持ちが、あるのかもしれないです。

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