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青年医師の心の内(5)
著作権論争(2)
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ところで、著作権のことで、けろすけ氏をかばった
kojidoi氏が、ご自分のブログで、こんなことを書いていました。
これが、さきにお話した、削除したログの公開のことで、
わたしを批判したコメントを指しているのは、わかるでしょう。

「リスクのない子育てなんて在りえるのか?」
|余計な追記: つけなくてもいいコメントをつい付けてしまったために、
|どうやらどちらの陣営からも嫌われてしまったようだ。まあいい。
|八方美人の優等生よりも意地悪爺の方が演じていて楽しいしな。

わたしも、ムキになって反論しすぎたかと、思っていたところでした。
弁護してくださったとき、うれしかったのは、醒めましたが、
べつに、kojidoi氏のことは、嫌ってはいないですし、
どことなく、いじけたような口調に、
(そうではないのかもしれないが、そのときはそう聞こえた。)
もうしわけない気分になり、コメントを入れておいたのでした。
(このコメントは、むしろ余計だと言われたけれど。)

また、わたしひとりが、「片側の陣営全体」を
代表している印象を与えていることも、気にかかりました。
けろすけ氏との議論を見ていた、「別姓を望む人たち」全部が、
わたしを支持していたのでは、ないだろうと思います。
(察するに、「けろすけさんの別姓反対論は賛同できませんが、
著作権を侵害されたというカチカンは、賛同できるので、
ソンチョウするべきです」という人が多そうに、思います。)

そのあと、kojidoi氏のブログの注意書き
(「このブログについて」)を見たら、いままでつかみかねていた、
彼の言わんとしていることの主旨も含めて、
一連のことに、合点がいきましたよ。
========
雑誌への投稿が採用されなかったからといって
言論の弾圧だと喚くバカはいないですよね。
コメント削除を食らったからといって文句をつけて歩くのも同じバカです。
バカを天下に晒すのは止めましょう。
========

どうやら、たんぽぽは、ここで言う、
「文句をつけて歩くバカ」と、思われたみたいです。
それで、自分のコメントだけの公開にしても、
著作権に引っかからないはずなのに、納得しなかったのでしょう。
(品行方正な優等生よりは、恥をさらして回る
バカなお嬢さんのほうが、演じ甲斐がありそうですし、
そう思われても、それはそれでいいかもしれないけれど。(笑))

紙面のスペースが限られている、という理由で、
掲載されないことがある、雑誌の場合はいざしらず、
インターネットの議論でしたら、おかしなことを言っているのが
どちらなのかで、「バカを天下に晒す」のがどちらなのかも、
変わってくると思います。

削除された側が、おかしなことを主張しているなら、
おっしゃるように、それを抗議するほうが、
バカをさらすことになるでしょう。
しかし削除した側が、おかしなことを主張しているなら、
削除された側が抗議するごとに、削除したほうが、
恥をさらすことになると思います。(実際そうなった。)


kojidoi氏の注意書きは、もともとは、
いわゆるネットウヨク対策なのだろうと思います。
選択別姓の意見交換のための掲示板でも、
「別姓反対者」に不毛な議論を、吹っかけられ続けて、
荒れたところがありますが、おなじように、
ブログのコメント欄を、荒らされたとか、
過去になにか面倒なことが、あったのだろうと思われます。

実際、こうした連中は、「言論の自由」を楯に取って、
自分のアラシまがいの不毛な投稿を、正当化したがります。
そして、さんざん嫌がらせしておきながら、
投稿をお断わりすると、「言論の自由の弾圧だ」と、
さも自分が被害者であるかのように騒ぐのを、常套手段としています。

わたしの見聞からですが、この手の注意書きは、
かなり議論経験のあるかたに、まま見られるようです。
(本当に経験のない人は、けろすけ氏のように、無防備が多い。)
「議論至上主義というバカ連中」という、
エントリを見ていると、どうやら、わたしよりはるかに、
議論をやりこんでいる(いた)感じです。

けろすけ氏は、そのあと、どうしたのかというと、
著作権のことで、自分をかばってくれたからでしょう、
kojidoi氏やそのお仲間たちに、擦り寄ろうとしているもののようです。

|「雑誌への投稿が採用されなかったからといって
|言論の弾圧だと喚くバカ」を発言禁止にしたら、
|よそ様のブログでまで騒ぎ立てられて、ってジャバウォックさんと
|に多様(似たよう)な経験も最近私もしたなぁ。。。
http://ch.kitaguni.tv/u/1181/0000117067.html

|ん?もしかしてあなた様はkojidoiさん?違ったらごめんなさい。
|なんで、そう思ったのかというと、割とkojidoiさんも
|ご自身のブログで苦労されていたから、それだけなんですけどね。
http://blog.livedoor.jp/kerosuke_i/archives/28791286.html
[25. 2005年07月31日 11:22]


こうした、けろすけ氏の接近を、kojidoi氏が、
どのように受け止めたのかは、わからないです。
すくなくとも、夫婦別姓がもたらす、子どもへのリスクのことで、
けろすけ氏たち反対論者と、同じ意見と見なされてはかなわないと、
これについては同意できないと、釈明していました。

しかし、削除されたログを、わたしが公開したことについて、
批判したことは、やはり正当だと思っていて、
けろすけ氏のウェブログで、あらためてこのように述べています。
|思想上の立場的にはより近い
|某女史の行動についてもキッチリ批判しております。
|非公正ブロガーなりに筋を通しておいたというところです。
[30. 2005年08月01日 19:33]

ところで、こうしたやりとりは、すでにわたしは投稿禁止の、
けろすけ氏のブログのコメント欄で、なされています。
わたしが、見ることができるけれど、反論できない場所で、
ふたりして、かかる批判をやりあっていることに、
わたしは、いやな気分になりました。

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