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青年医師の心の内(0)
なぜこんなページを作ったか
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なぜこんなページを作ったか?
それは、専門家と称していながらの、無責任な言動に、
批判の必要を感じたからにほかならないです。
(それなら、お話はわかったから、早くはじめてくれ、
というかたは、ここは飛ばして、「1. 論争のはじまり」へどうぞ。)


専門家のことばというのは、説得力があります。
一般の人たちより、知識や経験が多いのですから、
専門家の言うことは、そのまま信じたほうが、
通常はまちがいが少ないことは、もちろんでしょう。

しかし、専門家といっても、いつも正しいことを
言うとは限らないので、ときに注意を要することがあります。
とくに、もともとの専門分野から、すこしはずれたことになると、
意外としろうとじみていることがあります。
ところが、それでも、専門家が言っているからと、
一般の人たちが、説得力を感じることは、多いようです。

とくに、患者さんが受ける、医師の発言に対する
説得力というのは、かなり大きいことがあります。
(最近は「みのもんた」のほうが、さらに説得力があるらしく、
医療関係者のあいだで、問題視されていますが、これは余談。)
慎重な言い回しでも、深刻に受け止められることが
あるくらいですから、断言していればなおさらでしょう。


子どもを持つ、あるいは持とうとしている、
親御さんというのは、子どもへの影響に関係したことは、
必要以上に神経過敏になりがちだと思います。
非改姓結婚(別姓結婚)を、なさっているかたがたにとって、
「親が別姓だと子どもに悪影響がある」という言説は、
とても無視できるものではないでしょう。
それが根拠のない立論だと、あたまで理解していても、
ちょっとしたことで、不安になることもあるだろうと思います。

そこへもってきて、専門家と自称する人物が、
「子どもが病気になるぞ」と断言していれば、それを聞いて、
不安におちいるかたも、いらっしゃるのではないかと思います。
しかし、根拠のとぼしい言説を信じて、
人生選択をするほうこそ、本人や子どもにとって、
不幸を招くことになりかねません。


専門家といっても、まちがえることは、いくらでもありますし、
それだけなら、どうこう言うつもりはないです。
しかし、自分がまちがっている根拠を、
いくつも示されているにもかかわらず、いつまでも自説に
執拗にしがみつくなら、それは批判されることでしょう。

ましてや、その批判が都合が悪いからと、発言を削除して、
なかったことにしたり、相手の反論の機会を奪って、
無視を決め込むのは、なおさら批判されることだと思います。

本人が、自分のウェブログでは、しゃべらせてくれないので
(たんぽぽも、自分のブログを作ったらどうですか、などと言うので)
わたしも、みずからの場所を作って、一連の議論について、
自分なりの考察を、書きとめることにしたしだいです。
子どもを持つ、別姓家族の親御さんの不安解消に、
ささやかながらも、お役に立てれば、さいわいです。

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